X(旧Twitter)での詐欺が急増!お金配りやなりすましに注意

X(旧Twitter)での詐欺が急増!お金配りやなりすましに注意 SNS・マッチングアプリ詐欺

X(旧Twitter)を使った多様な手口の詐欺が急増しています。

SNSでの詐欺はフォロワーを巻き込む被害に発展するため注意が必要です。なりすましやお金配りなどの手口は知らないうちに自身が加害者となる恐れもあります。

怪しいアカウントに気付いた際は早急に対処してください。

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X(旧Twitter)を使った詐欺の手口

X(旧Twitter)を使った詐欺の手口

X(旧Twitter)を使った詐欺には、次のような手口があります。

  • お金配り詐欺
  • フィッシング詐欺
  • なりすまし広告
  • チケット詐欺

 
Xで起こる詐欺の常套手段を知り、実際に詐欺ポストやダイレクトメッセージに遭遇した場合は適切な対処を取りましょう。

 

お金配り詐欺

Xを使った詐欺の手口の一つがお金配り詐欺です。

お金配り詐欺は、次の手順で行われます。

  1. 詐欺師がXで「お金を配ります」と告知する
  2. 詐欺師が応募者Aへ「当選しました」とお金を振り込む
  3. 詐欺師は別の詐欺を被害者Bへ仕掛けてAの口座に入金させる
  4. Aに「手違いで高額を振り込んだ、手数料を支払うから返してほしい」と連絡する
  5. Aへ少額の手数料を支払いBの被害金を奪う

 
お金配り詐欺の恐ろしい点は、応募者Aが知らないうちに詐欺で奪ったお金の運び屋になってしまう点です。Aは当選金と手数料を受け取っているため詐欺に関与したとされ、逮捕されたり信用情報に影響したりする可能性があります。

お金配りには応募しないことが最も有効な対策です。

 

フィッシング詐欺

Xを使った詐欺の手口としてフィッシング詐欺が挙げられます。フィッシング詐欺は、大勢にメッセージを送信し反応があった方から個人情報を盗む手口です。

詐欺師はメッセージに記載したURLでターゲットを偽サイトに誘導し、IDやパスワードを聞き出したり機器をウイルスに感染させたりします。ウイルスに感染したパソコンやスマートフォンは乗っ取られ、情報を奪われる、フィッシング詐欺のメッセージの発信源となるといった危険があります。

不審なダイレクトメッセージに記載してあるURLはもちろん、ポスト内のリンクも安易にタップしないようにしましょう。

 

なりすまし広告

Xを使った詐欺の手口の一つになりすまし広告があります。なりすまし広告では、有名人のふりをしたアカウントで詐欺投資の宣伝をします。

詐欺師は名の知られた実業家や投資家、経済ジャーナリストになりすますことで、勧誘する投資に権威性を持たせることが目的です。なりすまし広告はプロフィールやポストに有名人の画像や動画を無断転載しており、本物と見分けることが困難です。

なりすまし広告の詐欺被害を防ぐために、投資を勧めているアカウントが公式認定されているか確認してください。

 

チケット詐欺

チケット詐欺はXを使った詐欺の手口の一つです。入手困難なコンサートやライブのチケットを譲るとポストし、譲渡希望者を募ります。応募者がお金を振り込んでも連絡が来なかったり、偽のチケットが送られてきたりする手口です。

チケット詐欺には、次のような特徴があります。

  • 急な譲渡希望
  • 定価より安い価格設定
  • 性急な取引の要求

 
チケット詐欺の多くは、相手の身元が分からないことや被害が少額であることから返金が困難です。被害に遭わないよう信頼できる相手とのみ取引する、先払いの要求に警戒するなどの対策を取りましょう。

 

X(旧Twitter)を使う詐欺師の特徴

X(旧Twitter)を使う詐欺師の特徴

Xを使う詐欺師の特徴は、以下のとおりです。

  • いきなりダイレクトメッセージを送ってくる
  • 稼ぎをアピールしている
  • アカウント名とユーザー名に違和感がある

 
詐欺師はダイレクトメッセージや魅力的な投稿をして、ターゲットからお金や個人情報を奪おうとします。怪しいアカウントには反応せず被害を防いでください。

 

いきなりダイレクトメッセージを送ってくる

Xを使う詐欺師の特徴として、いきなりダイレクトメッセージを送ってくる点が挙げられます。たとえば「あなたも私のように稼いで人生を変えませんか?」という内容です。

メッセージを送ってきた相手は、やり取りのなかで次のような勧誘をしてくる可能性があります。

  • 投資
  • 情報商材の購入
  • 有料メルマガの登録
  • 個人情報の登録

 
詐欺師は、テンプレートを使った同じメッセージを大量のアカウントに送っている可能性が高いため、返信する必要はありません。何の交流もないユーザーからいきなりダイレクトメッセージが届いた場合は、相手のアカウントを警戒しましょう。

 

稼ぎをアピールしている

ポストやプロフィールで稼ぎをアピールしているアカウントは、Xで詐欺を働いている可能性があります。

稼ぎをアピールするためにポストする内容は、今日の利益や高級品、札束の写真などです。稼ぎをアピールした画像と「稼ぎたい方はメッセージをください」の文言は、詐欺ポストの常套手段です。

詐欺師は直接連絡してきた方に情報商材を売りつけたり、偽売買ツールでの投資を勧めたりします。

Xのポストからは相手が本当に稼いでいるのか判断ができません。「楽に稼げる」という甘言に惑わされないようにしましょう。

 

アカウント名とユーザー名に違和感がある

Xで詐欺を働くユーザーはアカウント名とユーザー名に違和感があります。

アカウント名とは一番大きく表示される名前のことで、他のユーザーと重複しても良く何度でも変更可能です。ユーザー名は名前の下に表示される@以下の英数字で、ほかのアカウントと重複しない限り変更できます。

公式アカウントと数文字違いの名前のユーザーは、なりすましの可能性があります。1文字変えただけの似たアカウント名やユーザー名が多数ある場合は、複数のアカウントを使って大量のメッセージを送信している詐欺師かもしれません。

 

X(旧Twitter)詐欺を防ぐ方法

X(旧Twitter)詐欺を防ぐ方法

以下の方法でXの詐欺被害を防ぎましょう。

  • 過去のポストを確認する
  • フォロワーをチェックする
  • 口コミを確認する
  • 運営へ報告する

 
怪しいアカウントを見極めることでX詐欺に遭う可能性が低くなります。詐欺や乗っ取りの被害に遭った場合は運営に報告し適切な対処を取ることで、ほかのユーザーを詐欺被害から守ることにつながります。

 

過去のポストを確認する

Xでの詐欺被害を防ぐために怪しいアカウントの過去のポストを確認してください。

次のようなポストが多いアカウントは、詐欺に加担している可能性があります。

  • 偽の当選報告
  • サクラコメント

 
偽の当選報告とは「このアカウントにリポストされた方、おめでとうございます」といった投稿です。当選したと信じたユーザーにお金を受け取るためと謳い、個人情報を登録させます。

ポストについたコメントも確認し、投稿の信憑性を見極めましょう。賛同者があまりに多く、コピーしたようなコメントが散見される場合はサクラの可能性があります。

まったく投稿がなくリポストばかりしているアカウントにも警戒してください。

 

フォロワーをチェックする

フォロワーのチェックもXでの詐欺を防ぐために有効な方法です。

詐欺アカウントは、フォロー数が多くフォロワーの数が少ないという特徴があります。詐欺師は、フォローバックした相手をターゲットにするために、不特定多数にフォロー申請している可能性があるためです。

公式アカウントのように多くのフォロワーがいるユーザーは信頼性が高いといえますが、相互フォローを要求する詐欺師もいるため注意しましょう。

 

口コミを確認する

Xで突然ダイレクトメッセージが来たり投資に勧誘されたりした際は、詐欺を防ぐために口コミを確認してください。

相手が勧める投資業者の名前をインターネットやSNSで検索し、取引の感想やコメントを確認しましょう。信用できる業者であれば高評価の口コミがあるはずです。取引がうまくいった情報がインターネット上にあった場合は、ビジネスの信頼性を判断できます。

業者をインターネットで検索した際に、詐欺被害者がいないかチェックすることも有効です。

該当アカウントの評判だけでなく、同様のケースのコメントを参考に詐欺の特徴や手口を知ることで、安全な取引ができるでしょう。

 

運営へ報告する

運営へ報告することもXでの詐欺を防ぐ方法です。

自身のアカウントが乗っ取られた場合はサポートに問い合わせましょう。アカウントのパスワードがリセットされ、ヘルプセンターより新たなパスワードを設定するメールが送られてきます。

乗っ取りを報告する際に必要な情報は、次のとおりです。

  • アカウントに登録してあるメールアドレス
  • ユーザー名
  • 最終アクセス日

 
Xでの詐欺行為が報告されると、運営は詐欺アカウントに対して警告を行います。複数のユーザーから被害報告があった場合、詐欺師のアカウントは凍結され詐欺行為を防げるでしょう。

参考:金融詐欺に関するポリシー|Xヘルプセンター

 

X(旧Twitter)詐欺には二次被害も

X(旧Twitter)詐欺には二次被害も

Xを使った詐欺には二次被害の危険があります。二次被害とは、過去に詐欺に遭った方が被害回復を理由に再び新たな被害に巻き込まれることです。

Xが使用された詐欺では、アカウント乗っ取りというSNS特有の二次被害が起こっています。

アカウントの乗っ取りに遭った場合に危惧される被害は、次のとおりです。

  • 勝手に投稿される
  • フォロワーに対してフィッシング詐欺を仕掛けられる
  • フォロワーのアカウントも乗っ取られる
  • 乗っ取ったアカウントで誹謗中傷や違反行為を繰り返す
  • アカウントが販売される

 
詐欺師はアカウント侵害を繰り返し、ねずみ算的に乗っ取ったユーザーを増やす危険があります。被害拡大を防ぐためにXでの詐欺には迅速に対応する必要があります。

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X(旧Twitter)詐欺は当事務所へ

X(旧Twitter)詐欺は当事務所へ

Xを使った詐欺の被害に遭った場合は当事務所へご相談ください。当事務所にはSNSを使った詐欺被害の対応実績があります。

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