投資詐欺の被害に遭い「被害金の回収はできるのか」と不安を感じてはいないでしょうか。
被害金回収は投資詐欺に強い弁護士への相談がおすすめです。早期に弁護士へ相談することで被害回復の成功率が高まり、被害者の精神的負担が軽減されるでしょう。
当記事では、投資詐欺に強い弁護士に相談するメリットや被害金回収までの流れに加え、費用や依頼する際の注意点を解説します。
投資詐欺に強い弁護士に相談するメリット
投資詐欺に強い弁護士に相談するメリットは、以下のとおりです。
- 被害金を回収できる可能性が高まる
- 詐欺師にプレッシャーを与えられる
- 返金請求や訴訟などの複雑な手続きを任せられる
投資詐欺に遭った場合は、一人で悩まずに被害回復のノウハウを蓄積した弁護士へ相談することが得策です。投資詐欺に強い弁護士に相談するメリットについて、それぞれ詳しく解説します。
被害金を回収できる可能性が上がる
投資詐欺に強い弁護士に相談すると、被害金を回収できる可能性が高まるというメリットがあります。
投資詐欺に強い弁護士は、多くの詐欺被害を解決に導いてきた経験があり、被害金回収に関するノウハウが豊富です。投資詐欺に対応している専門家でしか知り得ない詐欺グループの情報や法的知識を活かし、具体的なアドバイスがもらえます。
弁護士に相談することで現状を整理し、返金請求に必要な手続きや被害状況に応じた適切な対応を示してくれます。利用できる救済制度の紹介や返金請求の代行も行なってくれるため、効率的な被害回復が期待できるでしょう。
詐欺師にプレッシャーを与えられる
投資詐欺に強い弁護士に相談するメリットは、詐欺師に対して強い心理的プレッシャーを与えられる点です。
被害者自身が返金請求すると、詐欺師が訴えを軽視して対応してもらえず、泣き寝入りとなることも少なくありません。返金要求に応じないだけでなく、被害者に強迫めいた言葉を浴びせる詐欺師もいます。
しかし、弁護士が介入することで訴訟や強制執行などの法的な手続きを取られるリスクが高まるため、詐欺師が返金請求に応じやすくなります。詐欺師との交渉を優位に進めるには、投資詐欺に強い弁護士への相談がおすすめです。
返金請求や訴訟の手続きを任せられる
投資詐欺の被害回復の実績が豊富な弁護士に相談するメリットは、詐欺師との交渉や訴訟手続きを任せられる点です。
返金請求や訴訟を行うには法的な専門知識や経験が求められ、複雑な手続きが伴います。法律に詳しくない被害者が手続きを行う場合は時間と労力が必要です。
弁護士は複雑な手続きを請け負い、被害者に経過報告をしつつ被害回復を目指します。
被害金を回収するためには、詐欺師との直接交渉が必要な場合もあります。詐欺師との直接交渉は被害者にとって精神的負担が大きいため、投資詐欺に強い弁護士へ相談しましょう。
弁護士による投資詐欺の被害金回収までの流れ
弁護士への相談により投資詐欺の被害金を回収するまでの流れは、以下のとおりです。
- 情報や証拠を集める
- 弁護士に相談する
- 返金請求する
- 刑事告訴する
被害金回収までの流れを理解することで問題解決に向けて冷静な判断ができ、適切な行動が取れます。手続きや被害回復の進め方などに不明点があれば、分からないままにせず弁護士に相談しましょう。それぞれの項目ごとに詳しく解説します。
1. 情報や証拠を集める
投資詐欺を弁護士に相談する前に、まずは詐欺被害に関する情報や証拠を集めましょう。証拠を集めることで効率的に弁護士へ相談できます。
収集すべき情報は、以下のとおりです。
- 詐欺師の基本情報(氏名、会社名、住所、電話番号など)
- やり取りの記録(メール、LINE、SNSのDMなど)
- 投資に関する説明資料
- 振り込み先口座の情報や通帳の記録
- 契約書や領収書
詐欺師が作成した偽の情報であっても、犯人特定に役立つ可能性があります。詐欺師がやり取り履歴を消去し証拠を隠滅する場合もあるため、スクリーンショットで保存することが大切です。
2. 弁護士に相談する
情報や証拠の準備の次は投資詐欺に強い弁護士へ相談しましょう。弁護士に相談することで、被害金を回収できる可能性や今後の対応についての道筋が明確化されます。
相談したい弁護士が見つかった場合、投資詐欺の情報や証拠をもとに被害状況を伝えましょう。無料相談を実施している法律事務所もあるため、うまく活用することを推奨します。
依頼する弁護士が決定したら委任契約を締結します。委任契約書には弁護士への具体的な依頼内容や費用などの記載があるため、間違いがないか確認してください。
契約が締結されたら着手金を弁護士へ支払います。着手金の支払い完了後、弁護士が委任契約書をもとに被害者の代理人として対応を開始します。
3. 返金請求する
投資詐欺を弁護士に相談し被害回復に向けて道筋を明確にしたら、詐欺師に返金請求をしましょう。
返金請求は内容証明郵便を送付する方法から始まります。内容証明郵便は返金請求の証拠となるため詐欺の時効成立を防げます。法的措置を検討している旨のアピールもでき、詐欺師に心理的なプレッシャーを与えられるでしょう。
内容証明郵便での返金請求に応じてもらえなかった場合は、民事訴訟の提起を検討します。
詐欺師は組織で詐欺を働く場合が多く、被害者が個人で直接交渉することは危険です。弁護士に相談することで詐欺師との交渉も代理で行なってくれるため、リスクを避けつつ被害回復を目指せます。
4. 刑事告訴する
返金請求での被害金回収が困難な場合は、刑事告訴の検討が必要です。刑事告訴とは、被害者が警察や検察などの司法警察員に対して犯罪を申告し、国による処罰を求める手続きです。
刑事告訴することで、詐欺師は刑事罰を軽減するために被害者へ示談を申し入れる可能性があります。詐欺師との示談が成立すると、被害金の全額または一部の返金が期待できるでしょう。
ただし、刑事告訴は直接的に被害金を回収できる方法ではなく、あくまで事件の捜査や犯人の逮捕、必要に応じた処罰を与える手続きです。詐欺師に支払い能力がなく、被害を回復できないケースも多いため注意してください。
投資詐欺について相談する弁護士の探し方
投資詐欺を相談する弁護士の探し方は、以下のとおりです。
- 家族や知人から紹介してもらう
- 弁護士ポータルサイトで探す
- 弁護士会や法テラスを利用する
一般的には人生のなかで法律事務所へ相談する機会は少ないため、弁護士の探し方を知らない方も多いといえます。頼れる弁護士を効率的に見つけるためにも選ぶ際のポイントを把握し、自身に適した専門家との出会いに役立ててください。
家族や知人から紹介してもらう
投資詐欺の返金請求代行を依頼する弁護士の探し方の一つに、家族や知人からの紹介があります。家族や知人に弁護士への依頼経験や日常的な交流がある方がいる場合は、紹介してもらえないか相談してみましょう。
家族や知人などの紹介者が弁護士の人となりや能力を把握しているため、比較的相談しやすいといえます。投資詐欺の対応経験や実績などについても、実態に沿った情報を事前に得られるでしょう。
ただし、紹介された弁護士が詐欺事案に詳しくなかったり、実績が不足していたりする場合もあります。「知人の紹介だから」と安易に依頼することを決めず、複数の弁護士に相談し、費用や実績を比較しましょう。
弁護士ポータルサイトで探す
投資詐欺の被害回復を依頼する弁護士を探す際は、ポータルサイトを利用する手段も有効です。ポータルサイトを利用することで、弁護士とのつながりがない場合でも自宅からインターネットを使用し手軽に見つけられます。
弁護士ポータルサイトでは地域を限定して弁護士を探せます。詐欺問題に強い弁護士を条件に探すこともできるため、被害回復に向けて効率的に対応してもらえるでしょう。
掲載されている法律事務所の営業状況も確認でき、気になる弁護士が在籍する際はすぐに問い合わせが可能です。
詐欺被害の解決には速やかな対応が重要であるため、ポータルサイトを利用し弁護士を効率良く探すことを推奨します。
弁護士会や法テラスを利用する
身近に頼れる弁護士がいない場合は、弁護士会や法テラスの法律相談を利用しましょう。
各地域に存在する弁護士会では定期的に法律相談会を実施しています。詐欺問題に関する相談が無料でできる場合もあるため、一度ホームページや問い合わせなどで確認をおすすめします。
法テラスは各都道府県に設置されている公的機関で、法的トラブル解決のための総合案内所です。経済的な余裕がない方を対象に無料の法律相談を実施しており、同一問題につき1回30分程度3回まで利用可能です。
投資詐欺の被害回復を行いたいものの費用が用意できない場合は、法テラスの利用を検討すると良いでしょう。
投資詐欺を弁護士に相談する場合の費用
投資詐欺を弁護士に相談する場合は基本的に費用がかかります。各費用の相場は、以下のとおりです。
費用 | 金額の目安 |
相談料 | 5,000~10,000円程度 ※初回は無料相談を行う法律事務所もあり |
着手金 | 10~30万円程度 |
成功報酬 | 回収額の10~20%程度 |
実費 | 事件による |
参考:投資詐欺被害に強い弁護士に相談するなら今!その理由と効果|法律相談ナビ
具体的な弁護士費用は法律事務所・被害金額・解決方法などにより異なります。投資詐欺は証拠が足りず、被害金回収が困難となる可能性もあるため、事前に弁護士費用を確認し依頼するかどうかを判断しましょう。
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投資詐欺を弁護士に相談する際の注意点
投資詐欺を弁護士に相談する際の注意点は、以下の2点です。
- 極力早く相談する
- 信頼性の高い弁護士を選ぶ
投資詐欺の被害回復には弁護士との信頼関係も大切です。費用や弁護士の得意分野なども確認し、自身に適した弁護士を選択しましょう。
極力早く相談する
投資詐欺を弁護士に相談する際は、可能な限り速やかに行動することが重要です。
投資詐欺は、一般的に被害に遭ってからの対応が遅れるほど被害回復が難しくなる傾向があります。時間の経過により、詐欺師が証拠を隠したり銀行口座から預金を引き出したりする可能性もあるでしょう。
対処が遅れると、詐欺師に提供した個人情報が詐欺グループ内で売買され二次被害につながるリスクもあります。二次被害とは、被害回復を謳った新たな詐欺やなりすまし被害に遭うことです。
被害回復の可能性を高め、新たな被害に遭わないためにも、投資詐欺に気付いた場合は速やかに弁護士に相談することを推奨します。
信頼性の高い弁護士を選ぶ
投資詐欺について相談する際は信頼性の高い弁護士を選びましょう。
投資詐欺の被害解決において信頼性が高いと考えられる弁護士の特徴は、以下のとおりです。
- 投資詐欺の解決実績や知識が豊富である
- 迅速に事件解決に向け対応してくれる
- 相談者と相性が良い
- 相談者の精神面を考慮できる
弁護士が対応する事案は多岐にわたり、それぞれ得意・不得意分野があるため、事前に対応実績を確認してください。
学歴や肩書きにこだわりすぎず、相談者の抱える問題について親身に対応してくれる弁護士を探しましょう。実際に相談した際の印象も踏まえて選択するとミスマッチを防げます。
投資詐欺は当事務所の弁護士へご相談を
投資詐欺の被害に遭われた場合は、ぜひ一度当事務所へご相談ください。ご依頼者様に代わり返金請求し被害回復に向けて尽力いたします。
早めのご相談が投資詐欺解決のカギです。投資詐欺に強い弁護士が豊富な知識と確かな実績を活かしてサポートいたします。
ご相談は何度でも無料で、対面だけでなく電話・メール・LINEでも受け付けています。無料相談で着手可能かの判断や解決までのおおよその期間をお伝えできますので、まずはお気軽にご連絡ください。