SNSやマッチングアプリで出会った相手から、STARFIへの入金を勧められたことはないでしょうか。
STARFIは詐欺の可能性が高く、詐欺師は魅力的な儲け話として勧誘します。消費者金融に借りたお金での投資も勧めますが、決して入金してはいけません。
本記事では、STARFIを利用した詐欺被害のパターンと対処法を解説します。
STARFIを利用した投資詐欺とは?
STARFIを利用した詐欺は、親密になった相手を投資に勧誘してお金を騙し取る行為です。
STARFIは、STAR FUNDS MANAGEMENT PTY LTDという金融会社で、財務管理コンサルティングや投資銀行業務を行なっています。会社の公式ページは存在しますが、所在地や電話番号すら記載されておらず怪しい業者といえるでしょう。
詐欺師はSNSやマッチングアプリを通じて出会った相手にSTARFIへの投資を勧めます。STARFIに振り込んだお金は実際には運用されていないため、返金されません。STARFIへの勧誘を受けた場合は、お金を騙し取られないよう注意してください。
STARFI詐欺の被害パターン
STARFI詐欺の代表的な被害パターンは、以下のとおりです。
- SNSやマッチングアプリで勧誘される
- 架空の証券口座に入金させられる
- 消費者金融を利用した投資を迫られる
詐欺師は投資の儲け話を語ってSTARFIへの入金を勧誘します。STARFI詐欺の被害はパターン化されているため、詐欺師が利用する手口を理解しましょう。
STARFI詐欺の手口を把握し、お金を騙し取られないようにしてください。
SNSやマッチングアプリで勧誘される
STARFI詐欺の報告が多い手口の一つに、SNSやマッチングアプリを通じた勧誘があります。
詐欺師は、インターネットで出会った相手に「絶対に儲かる」と言い投資を勧めます。STARFIに入金した直後は利益が出ていることを装いますが、実際には儲かっていません。被害者に追加でお金を振り込ませるための手口です。
STARFI詐欺師は「税金未納の疑いがある」と不安を煽ったあと、今後の利益の獲得に保証金を要求します。保証金の支払いを拒否すると、警察への告訴を理由に脅される場合もあります。
追加の入金要求や脅迫があった際は詐欺の可能性が高いため、決してお金を振り込まないでください。
架空の証券口座に入金させられる
STARFIを利用する詐欺師は、連絡相手に架空の証券口座への入金を誘導します。
SNSやマッチングアプリの勧誘同様、詐欺師は連絡相手に投資の儲け話を持ちかけます。架空の証券口座への投資を勧めることでお金を騙し取る手口です。
詐欺師から投資開始直後に利益が出ているという偽の情報を伝えられ、追加入金を勧めてきますが安易に信じてはいけません。
振り込まれたお金は実際には投資されておらず、詐欺師の預金として利用されます。投資の運用実績がないため、詐欺の証拠を見つけることは困難です。詐欺だと気付いた際には詐欺師との連絡が途絶えており、返金請求できない場合が大半です。
STARFIへの投資を勧誘する相手は詐欺師の可能性が高いため、距離を置くようにしましょう。
消費者金融を利用した投資を迫られる
消費者金融を利用した投資の勧誘も、STARFI詐欺の手口の一つです。
STARFI詐欺師は金銭的に余裕のない方からもお金を騙し取ろうとします。「いま投資すれば、すぐに100万円儲かるから」と被害者に魅力的な投資話を持ちかけ、消費者金融からの借入を勧めます。
投資には元本割れのリスクがあるため、消費者金融からお金を借りて金融商品を購入するのは危険です。
詐欺であると発覚した場合でも、被害者は消費者金融への返済義務があります。入金を確認したあとに詐欺師とは音信不通になるため、被害者は振り込んだお金を引き出せません。最終的に消費者金融から借りたお金を全額用意する必要があります。
消費者金融を利用した投資を勧められても、お金を振り込まないように警戒しましょう。
以下の記事では、詐欺サイトの手口や詐欺にあった場合の対処法について詳しく解説しています。
合わせて読むことでSTARFIへの対処法の理解も深まりますので、ぜひご覧ください。
STARFI詐欺の二次被害
STARFI詐欺の被害を放置した場合、二次被害に繋がる可能性があります。入力した個人情報を悪用されたり裁判沙汰になったりし、詐欺師からさらにお金を騙し取られます。
二次被害を防ぐためにも、STARFI詐欺に遭った際は放置せずに適切に対処しましょう。STARFIを利用した詐欺の二次被害のリスクを詳しく解説します。
個人情報が流出する危険性が高い
STARFIで詐欺に遭った場合、個人情報の流出する危険性が高いといえます。
STARFIの利用には個人情報の入力が必要です。詐欺師によって入力した氏名や住所、電話番号がなりすまし詐欺に悪用される可能性があります。なりすまし詐欺では、被害者を装い家族や友人に金銭を要求することがあるため注意してください。
銀行口座から預金が引き出されたり、クレジットカードを不正に利用されたりする二次被害も報告されています。STARFI詐欺の被害額が少額の場合でも、二次被害でさらにお金を騙し取られる恐れがあるため適切な対処が必要です。
弁護士を語る人物が流出した個人情報を悪用し、被害金の返金請求を勧める詐欺手口もあります。弁護士から直接被害者に連絡することはないため、追加でお金を騙し取られないように返金請求は断りましょう。
裁判沙汰になる可能性がある
STARFI詐欺の被害から裁判沙汰になる可能性もあります。STARFIを利用した投資によって借金を抱える方も多いでしょう。借金の原因が詐欺の場合でも、被害者には返済義務があります。
消費者金融のような債権者は、借金の滞納が数か月以上続いた債務者に対し法的措置を取れます。裁判所からの強制執行で債務者の財産が差し押さえられる可能性もあるため、債権者からの催促を無視してはいけません。
裁判沙汰になった場合、被害者は弁護士への相談料や依頼着手金などを支払う必要があります。投資詐欺の立証は困難なケースが多く、弁護士費用を詐欺師に請求できる可能性は低いといえます。賃金業者から裁判を起こされる前に、無料相談できる弁護士に連絡してください。
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STARFIで詐欺に遭った際の相談先
STARFIで詐欺に遭った際の対処法は、以下のとおりです。
- 金融機関に連絡
- 警察に相談
- 詐欺問題に強い弁護士に相談
金融機関や警察に連絡することで、詐欺の二次被害を防げる可能性があります。被害金を取り戻したい場合は法的措置が取れる弁護士に相談してください。STARFIで詐欺に遭った際の相談先を詳しく説明します。
金融機関に連絡
STARFIで詐欺に遭った際は、金融機関へ連絡しましょう。
詐欺師の取引銀行が判明している場合、金融機関に報告することで相手先の口座を凍結できます。詐欺師の口座を凍結できれば、預金から被害金を回収できる可能性があります。STARFI詐欺に遭った際は、銀行への報告を検討してください。
クレジットカード会社に支払い停止を申請することも大切です。STARFI詐欺に遭った被害者は、クレジットカードの情報を盗み取られている可能性があります。カードの支払いを停止することで詐欺師による不正利用を防げます。
二次被害を未然に防ぐためにも、詐欺に遭ったあとにはクレジットカード会社に支払い停止を申請しましょう。
警察に相談
STARFI詐欺への対処法の一つに、警察への相談があります。
STARFIを利用した詐欺は犯罪行為であるため、被害に遭った際は警察に被害届を提出しましょう。警察の捜査が開始され、詐欺師を逮捕できる可能性があります。詐欺師が逮捕された場合は、刑事罰の緩和に向けた交渉により被害金が返金されることがあります。
詐欺師の情報や証拠を持っていない場合でも、二次被害の防止に向けた助言を受けられるため警察への相談は大切です。
ただし、詐欺師が逮捕された場合でも必ず被害金が戻ってくるわけではありません。被害金の回収には裁判所への民事訴訟が必要です。詐欺師から被害金を取り戻したい場合は、警察だけでなく投資詐欺に強い弁護士にも相談しましょう。
詐欺問題に強い弁護士に相談
STARFI詐欺に遭った際は、詐欺問題に強い弁護士への相談を推奨します。
STARFIで被害の多い投資詐欺は、個人での解決が困難です。法律の専門家である弁護士は法的措置が取れるため、詐欺の被害金が返金される可能性があります。詐欺師から被害金を取り戻したい場合は、投資詐欺に強い弁護士に相談しましょう。
被害金の返金請求だけでなく被害の拡大防止に向けた対策も教えてくれるため、弁護士に相談することは重要です。
当事務所には、詐欺の返金請求に長年の実績と経験を持つ弁護士が在籍しています。過去の事例にもとづき迅速に対応するため、STARFIの詐欺の対処にお困りの方は当事務所にご連絡ください。
STARFIの詐欺被害は弁護士に相談を
STARFIの詐欺被害に遭った場合には、投資詐欺に強い弁護士への相談が重要です。弁護士への依頼により、詐欺の被害金が返金される可能性が高まります。二次被害防止にも繋がるため、詐欺に遭った場合は弁護士へ相談し適切に対処しましょう。
当事務所には詐欺被害の返金実績が多数あります。返金請求の着手まで何度相談いただいても費用は発生しません。電話やメールだけでなくLINEでの相談窓口も設置しているため、ぜひ一度当事務所へご相談ください。