PionBitは詐欺事業者?被害に遭った際の対処法と相談先4選

PionBitは詐欺事業者?被害に遭った際の対処法と相談先4選 詐欺サイト一覧

PionBitは公開情報がまったく存在しない不審な仮想通貨取引所です。「PionBitは詐欺」「お金を騙し取られた」といった投資家の声が、インターネットやSNSで多数見受けられます。

今回は、PionBitが詐欺事業者である理由や被害時の対処法について紹介します。被害状況に適した4つの相談先も解説するため、最後まで参考にしましょう。

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PionBitの概要

PionBitの概要

仮想通貨取引所であるPionBitの概要は、以下の表にまとめています。

名称 PionBit(現在はCoinFoxに名称変更)
運営会社 不明
所在地 不明
電話番号 不明
メールアドレス 不明
URL 無し(安全性が確認できないURL有り)
ライセンス 不明

PionBit(現CoinFox)の会社情報をインターネットやSNSで探しても、まったくヒットしません。

PionBitは運営会社や連絡先、安全なURLが存在しない点から詐欺的なサイトだと判断できます。仮想通貨事業を行うために必要な認可(ライセンス)が確認できない点も、詐欺的なサイトだと判断する材料の一つです。

 

PionBitについての口コミ

PionBitについての口コミ

PionBitに関する口コミについてWebサイトやSNSで調査しても、ほとんど情報は出てきません。

口コミが表示されない理由は、取引開始したばかりの仮想通貨取引所か、利用しているユーザーが少ないかの2つが想定されます。

取引所に関する口コミや情報がまったく存在しない場合、利用を控えたほうが賢明です。詐欺師は身元不明な仮想通貨取引所や偽物のコインを利用した手口で、投資家を騙してくるでしょう。

 

インターネット

インターネット上では、PionBit(CoinFox)による詐欺被害の投稿が確認できました。口コミの詳細は、以下のとおりです。

  • CoinFoxで儲けるために15万円の出資が必要だと言われた
  • 儲けを出金しようとすると17万円を請求された
  • 上記以外にも3000円~1万円の少額の引き落としがされている
  • 会社概要を何度尋ねてもはぐらかされた

 
参考:詐欺にあってしまったようです 27日に支払いが迫ってるにもかかわらず20-30程取られました|JustAnswer

被害者はPionBitからの不当な請求に対して詳細を尋ねても、うやむやにされたままお金を引き落とされてしまいました。

 

X(旧Twitter)

X(旧Twitter)では、以下のようなPionBit(CoinFox)に関する投稿が複数確認できます。

  • 山口由美という名で投資詐欺勧誘が行われている
  • SNSの指定されたアカウントに「いいね」するだけで報酬がもらえる
  • ゲームアプリの副業広告でPionBitが紹介されている
  • 何度もお金を請求されて支払っても要求が止まらない
  • Hooloという仮想通貨取引所に誘導される

 
PionBitで被害に遭った方による「投資詐欺」「Hooloへの誘導」という投稿が、多数存在しています。一方で「PionBitは稼げる」といった投稿は確認できていません。

 

PionBitは詐欺事業者なのか?

PionBitは詐欺事業者なのか?

PionBitは、以下の理由から詐欺事業者である可能性が非常に高いといえます。

  • PionBitの情報がまったくない
  • hooloと関係がある
  • 詐欺だという声が多い

 
PionBitが詐欺事業者である理由について、それぞれの観点から解説します。

 

PionBitの情報がまったくない

PionBitに関する情報がまったくない時点で、詐欺事業者だと判断して良いでしょう。

日本国内で正式に事業を行う仮想通貨取引所は、金融庁に登録されています。国外の仮想通貨取引所は金融庁へ登録はないものの、安全な取引所であれば仕組みや利用方法を解説したWebサイトが存在します。

PionBitは金融庁への登録がない点や取引所について解説したサイトが存在しない観点から、詐欺事業者だと判断して良いでしょう。

 

hooloと関係がある

Hooloと関係がある点から、PionBitは詐欺事業者と判断できます。

X(旧Twitter)やインターネットの掲示板で、「PionBit(CoinFox)はHooloと関係がある」といった口コミが見られます。HooloはPionBitと同様に投資家から不当にお金を騙し取る詐欺事業者で、数多くの被害報告が存在しています。

「Hooloは詐欺事業者だ」という投稿が多い時点で、関係があるとされるPionBitも詐欺だと判断して良いでしょう。

 

詐欺だという声が多い

インターネットやSNSで「詐欺だ」という投稿が多いことから、PionBitは詐欺事業者の可能性が高いといえます。

PionBitに関する公開情報がほとんどない場合、取引所の利用を検討するにはユーザーの口コミを参考にするしかありません。ユーザーの口コミでは「PionBitは詐欺」という投稿や、実際に詐欺に遭ったという声が数多く存在します。

自身が利用を検討している取引所が「詐欺」だと言われている場合は、利用しないことが賢明です。

以下の記事では、詐欺サイトの特徴や対処法について詳しく解説しています。

本記事と合わせてご覧ください。

詐欺サイトの特徴7選|ショッピングでの危険を回避する対策や対処法
詐欺サイトは、実在する企業を装ってターゲットからお金を騙し取るホームページを指します。安全にネットショッピングを利用するためには、詐欺サイトの特徴や勧誘方法の理解に努める必要があります。被害に遭った際は速やかに対処法を実施したり詐欺の証拠を...

 

PionBitによる詐欺被害の対処法

PionBitによる詐欺被害の対処法

PionBitをはじめとした、詐欺的な仮想通貨取引所で被害に遭った場合の対処法について解説します。

対処法をあらかじめ理解しておくことで、詐欺に遭っても被害を拡大させずに済みます。詐欺被害に遭ったあとは焦って適切な行動がとれないと想定されるため、事前に対処法を理解する必要があります。

 

証拠を収集する

PionBitで詐欺被害に遭った場合、以下に関係する情報を収集しましょう。

  • やり取りをしていた相手の名前・住所・連絡先
  • やり取りで使用していた相手のアカウント情報
  • やり取りの記録
  • 被害に遭ったウォレット・口座の履歴

 
詐欺被害を相談するには、詐欺に遭った証拠がないと対応してもらえないこともあります。相談機関は詐欺被害の証拠資料をもとに、調査や返金手続きを行うためです。

詐欺師とSNS上でやり取りをしていた場合、アカウントを消されて履歴として活用できない場合が想定されます。あらかじめスクリーンショットを行い、相手のアカウント情報ややり取りの記録を残すようにしましょう。

 

二次被害を防止する

PionBitで詐欺被害に遭った際には、二次被害の防止に努める必要があります。

二次被害とは、詐欺被害者に対して追い打ちをかけるように、さらにお金を騙し取る行為を指します。具体的には弁護士を装った詐欺師が「被害金の返金対応をします」「被害回復を目指します」と謳って被害者に近づき、高額な費用を請求する手口です。

弁護士が詐欺被害者に対して、被害解決の目的で自ら近づく行動は取りません。詐欺被害後すぐに自身で公的相談機関へ話をすることで、悪徳業者の勧誘に応じずに済みます。

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仮想通貨詐欺の相談先4選

仮想通貨詐欺の相談先4選

仮想通貨詐欺の相談先は、以下の4つです。

  1. 消費者ホットライン
  2. 警察
  3. 調査会社
  4. 弁護士

 
被害者が望む被害回復の内容や方法によって、相談先は異なります。それぞれの特徴について解説するため、詐欺被害に遭った際は状況に応じて適切な相談先を選択できるようにしましょう。

 

1.消費者ホットライン

消費者ホットラインでは、消費者が抱える問題や疑問について無料相談が可能です。相談することで、現在陥っている状況が詐欺かどうかを客観的に判断してくれます。

状況に適した相談先や取るべき行動について指導してくれるため、「詐欺被害に遭ったら消費者ホットライン」という意識を持っておきましょう。

消費者ホットラインは「188」で繋がります。平日の10時から12時、13時から16時の時間帯で「03-3446-1623」の平日バックアップ相談への連絡も可能です。

 

2.警察

警察では、詐欺師の逮捕に向けた捜査を実施してくれます。詐欺師が逮捕されれば、示談により騙し取られたお金を取り返せる可能性があります。

警察は、民事不介入の原則が存在する点に留意しましょう。民事不介入の原則とは、警察は民事事件には介入しないという意味です。詐欺被害が詐欺罪(刑事事件)として認められなければ、警察による詐欺師の捜査・逮捕が実施されません。

被害届を受理してもらうためには、弁護士同伴のもと被害内容を詳細に警察に伝えることが重要です。

 

3.調査会社

詐欺師の身元情報が分からない場合は、調査会社へ相談をしましょう。

詐欺被害で失ったお金を取り戻すには、詐欺師の身元情報が必要不可欠です。詐欺師の身元情報が分からない場合、相談機関へ被害相談をしても返金手続きのしようがありません。

近年、インターネット上に潜む詐欺師の身元情報調査に特化した調査会社が増加しています。詐欺師とSNSだけでやり取りをしていた場合でも、相手の身元情報が判明する可能性があります。

個人で詐欺師の身元情報を掴めないと思ったら、調査会社へ相談するようにしましょう。

 

4.弁護士

詐欺被害の解決には、弁護士への相談が最もおすすめです。

弁護士は、詐欺の被害金の返金手続きのすべてを代行してくれます。詐欺師との返金交渉や、裁判所での司法手続きといった個人では困難な行動を一任できるため、非常に安心です。

被害者が取るべき行動や返金手続きの流れについてのアドバイスもしてくれます。時間がない方や仮想通貨の知識がない方でも、弁護士に相談すれば被害回復が望める可能性があるため非常に心強いといえます。

「詐欺被害で泣き寝入りしないためには弁護士に相談する」という意識を持っておきましょう。

 

PionBitの被害は当事務所へご相談を

PionBitの被害は当事務所へご相談を

PionBitの被害に遭ったら、ぜひ一度当事務所へご相談ください。

近年の詐欺師の手口は非常に巧妙かつ複雑であるため、個人で被害回復を行なうには困難です。当事務所は近年増加傾向にあるインターネット上の詐欺に強く、仮想通貨詐欺や投資詐欺といった特殊詐欺の解決事例が多数存在します。

当事務所では、電話・ホームページ・LINEで無料相談の申し込みが可能です。電話は平日10時から22時、ホームページやLINEは24時間受け付けています。

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