Hooloという金融業者をご存知でしょうか。勧誘されたことのある方、Hooloで投資を始めてみようかどうかお悩みの方も多いでしょう。
Hooloは詐欺の可能性が非常に高く危険です。本記事ではHooloの口コミから被害状況や、詐欺に遭うきっかけについて解説しています。
Hooloで詐欺被害に遭った際の対処法や相談先も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
Hooloは詐欺の可能性が高い
仮想通貨業者であるHooloは、詐欺の可能性が非常に高いといえます。
Hooloは金融業者と名乗っていますが、インターネットで検索を行なっても会社情報はほとんど出てきません。正式な業者が運営しているのであれば会社情報が出てくることが一般的ですが、Hooloの検索結果は詐欺に関するものばかりです。
Hooloで仮想通貨詐欺に遭った方の口コミが多いため、SNSやマッチングアプリなどで投資勧誘された場合は注意してください。
Hooloの口コミ
Hooloの口コミは詐欺の被害に関する内容がほとんどで、良い情報は出てきません。インターネット上の口コミにある内容から、Hooloでは数十万〜数百万円の詐欺被害が発生しているとわかります。
現在Hooloに勧誘されている方、すでに利用して詐欺の疑いを持っている方の参考になるよう口コミをまとめました。
数十万~数百万の詐欺被害が多発
Web上で確認できるHooloの口コミによると、数十万〜数百万円の詐欺被害が多発しています。Hooloの口コミでは「15万円騙し取られた」「120万円やられた」など、高額な詐欺被害の現状が浮かび上がり、深刻な状況です。
Hooloでは数人のチームを組み、SNSでいいねを押したり福利厚生タスクをこなしたりして報酬が得られる仕組みもあるようです。チームの誰かが失敗するとお金を要求され、多額の資産を失ったケースも存在するためタスクへの参加はしないようにしましょう。
Hooloが以前、「Kooko」と名乗る悪徳業者だったという口コミも散見されています。Kookoの口コミでも、数十万〜数百万円の詐欺被害が報告されており、非常に危険な業者といえます。
出金ができない
Hooloの口コミには、タスクや投資で得た報酬が出金できないという報告も多数挙がっています。Hooloでは出金申請を行う際に運営側から手数料の支払いを要求され、スムーズに対応してもらえないでしょう。
手数料を支払い報酬金額を引き出そうとしても、運営側に「操作ミス」「タイムアウトした」などと理由をつけられ出金できません。タスクの失敗による損失額を請求されることもあり、入金ばかりをさせて出金できないシステムになっている様子が確認できます。
Hooloを始めた直後は少額の利益を引き出せるものの、高額タスクを行なった途端に出金ができなくなる被害が相次いでいるため、注意してください。
Hooloの詐欺に遭うきっかけ
Hooloの詐欺に遭うきっかけは、以下の2つです。
- SNSで勧誘
- 恋愛詐欺からの誘導先
詐欺に遭うきっかけを知ることで、Hooloの被害を避けられます。投資へ興味がある方は、詐欺被害を回避するためにもSNSやマッチングアプリの危険性を理解しておきましょう。
SNSで勧誘
Hooloの詐欺に遭うきっかけは、SNSでの勧誘が挙げられます。詐欺師はInstagramやX(旧Twitter)、LINEといったSNS広告からの誘導やターゲットにDMを送ることで投資へ勧誘します。SNS上で見知らぬ方から投資に関するDMが送られてきた場合は注意してください。
見知らぬ人物から届いたDMの内容が魅力的であっても、SNSでの投資勧誘は詐欺の可能性が高いため無視しましょう。
Hooloの口コミからLINE副業の広告から誘導された方もいると判明しており、高額報酬を謳う広告は詐欺を疑うことを推奨します。
恋愛詐欺からの誘導先
Hooloは恋愛詐欺からの誘導先になっていることもあります。恋愛詐欺とは、詐欺師がターゲットに対して脈があるように振舞うことで親密な関係を築きお金を騙し取る手口です。マッチングアプリやSNSに潜んでいる詐欺師は、頻繫なメッセージとアプローチを繰り返しターゲットに恋愛感情を抱かせます。
詐欺師はターゲットの恋愛感情を利用し、「将来の2人の資金を貯めよう」とHooloでの投資を勧めてくるでしょう。恋愛感情を抱いた相手がHooloの詐欺師だと気づいた時点で音信不通となるケースが大半です。
Hooloの詐欺と同様の手口や特徴について、以下の記事で詳しく解説しています。
本記事と合わせて読むことでHooloへの対処法の理解が深まるため、ぜひご覧ください。
Hooloの詐欺被害の対処法
Hooloの詐欺被害の対処法には、以下の3つが挙げられます。
- 詐欺の証拠・情報を集める
- 追加の入金は行わない
- 二次被害を防止する
Hooloの詐欺にお悩みの方は、被害がさらに拡大しないよう各項目を参考にしてください。
詐欺の証拠・情報を集める
Hooloの詐欺被害の対処法には、詐欺の証拠・情報を集めることがあります。
Hooloで騙された内容は、仮想通貨詐欺に該当します。仮想通貨詐欺の返金請求を行なうにあたり、被害の証拠や情報を集めることが非常に大切です。警察に相談した際、十分な証拠がなければ被害届が受理されない可能性があります。
以下の内容をスクリーンショットで保存しましょう。
- 詐欺師とやり取りしたメッセージ
- Hooloに関する内容
- 振り込んだ口座
被害者自身が重要ではないと思う内容でも貴重な証拠となる可能性もあるため、詐欺師の情報は漏れなく保存することを推奨します。
追加の入金は行わない
Hooloの詐欺被害の対処法は、追加入金を行なわないことです。
Hooloではお金を引き出すために手数料の支払いを求められますが、詐欺だと気づいた時点で追加振り込みはやめましょう。相手の指示に沿って追加入金を行なったとしても、何かしらの理由をつけられて出金できません。
チーム制を取らされている場合、連帯責任として違約金や損失額の入金を求められることもあります。連帯責任と言われると焦って入金してしまう方もいますが、振り込んだお金は戻ってこないため止めましょう。
二次被害を防止する
二次被害の防止は、Hooloの詐欺被害の対処法で最も重要です。
二次被害とは詐欺に遭った方に対し「被害回復を代行する」と謳い、手数料や依頼料などのお金を騙し取ることをいいます。詐欺被害に遭って混乱しているところに声を掛けられますが、決して信用しないでください。
詐欺師の間で被害者の名簿が出回っており、被害回復を望むターゲットの気持ちにつけ込むことが二次被害の手口です。二次被害があることを念頭に、相談先をきちんと選ぶようにしましょう。
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Hooloで詐欺被害に遭った際の相談先
Hooloで詐欺被害に遭った際の相談先は、以下の3つです。
- 国民生活センター
- 警察
- 弁護士
各相談先のメリットや各機関の特徴を紹介していますので、参考にしてください。
国民生活センター
Hooloで詐欺被害に遭った際の相談先として、国民生活センターがあります。
国民生活センターは消費生活に関する相談や苦情を受け付けています。トラブル解決に向けたアドバイスや専門機関の紹介などの支援を行なっているため、Hooloの詐欺被害も相談可能です。
国民生活センターは全国の都道府県・市町村に設置されています。お近くの消費者生活センターが分からない方は「消費者ホットライン」188を利用することで、最寄りの国民生活センターへ繋げてくれます。
警察
Hooloで詐欺被害に遭った際の相談先に警察があります。
警察にHooloでの詐欺被害を相談し、被害届を提出すると犯人逮捕が期待できます。警察は民事不介入のため、十分な証拠がなければ被害届を受理してくれないこともあり、被害回復に至らない可能性もあるでしょう。
Hooloに関連する詐欺かどうか分からない場合は警察相談専用電話「#9110」の利用もおすすめです。電話で相談できるため、警察署に出向くことなく、被害届の出し方や今後の対応に関する助言をしてくれます。
弁護士
Hooloで詐欺被害に遭った際に最もおすすめの相談先は、弁護士です。
Hooloでの詐欺を弁護士に相談すると、詐欺師からの返金による被害回復が期待できます。被害回復に必要な詐欺師との交渉や起訴も弁護士に一任できるため、時間的・精神的負担が軽減されます。
弁護士にも案件によって得意不得意があるため、Hooloでの詐欺被害と似た事案の解決実績を持つ事務所を選ぶようにしましょう。仮想通貨の詐欺案件を得意とする弁護士に依頼すると、よりスムーズに被害回復が目指せます。
Hooloで詐欺被害は当事務所にご相談を
Hooloで詐欺被害に遭った際は、ぜひ一度当事務所にご相談ください。
当事務所は、仮想通貨や海外FXといった高額投資詐欺の返金請求を専門に取り扱っています。Hooloでの詐欺被害も当事務所の実績と経験から、被害回復に向けてスピーディーに対応可能です。
当事務所は無料相談を受け付けており、正式に着手するまでは何度でもお問い合わせ可能です。守秘義務も徹底しているため、詐欺に遭った事実を家族や友人など第三者へは一切口外いたしません。
Hooloでの仮想通貨詐欺は手口が巧妙で、被害回復に必要な対応も複雑化しています。詐欺に遭った際は一人で悩まず、まずは当事務所の無料相談をご利用ください。