Facebookのアイコン写真が美男美女であったり、お金持ちアピールをしていたりする外国人は詐欺師の可能性があります。
見知らぬ人物がFacebookのメッセージで投資やビジネスの勧誘をしてきた場合は、無視することが得策です。
Facebookで外国人詐欺に遭った際は、弁護士に相談して迅速かつ適切な行動を取り被害回復を目指しましょう。
Facebookに潜む外国人詐欺師の特徴
Facebookに潜む外国人の特徴は、以下の4つです。
- アイコン写真が美男美女である
- お金持ちアピールをしている
- 共通の友達がいない
- 投稿が少ない
詐欺被害を回避するために、犯人の特徴と類似する人物には近寄らないようにしましょう。
アイコン写真が美男美女である
Facebookに潜む外国人詐欺師は、アイコン写真が美男美女であるという特徴があります。詐欺師は容姿のいい人物を装って多くのターゲットを惹きつけ、お金を騙し取ろうとします。
美男美女からのメッセージに返信した利用者が、詐欺に巻き込まれるケースが多く注意が必要です。詐欺師は自身の顔が露出しないよう、他人の写真をアイコンにしている可能性があります。
美男美女を装う外国人詐欺師は、ターゲットに好意を抱かせて仲良くなったところで詐欺を働く事例もあります。Facebookで知り合った身元の知れない美男美女から、お金を要求されても応じないようにしましょう。
お金持ちアピールをしている
外国人詐欺師はお金持ちアピールをしてFacebookに潜むという特徴があります。お金持ちアピールをすれば、稼ぎたいと思っているターゲットの興味を惹けるため、投稿で高級品を見せびらかす詐欺師がいます。
外国人詐欺師が使用する高級車やブランド品の画像は本人の所有物ではない可能性が高く、すぐに信用しないことが大切です。
Facebookのプロフィールで高所得者や投資のプロを名乗る外国人にも警戒が必要です。お金持ちを装った人物から投資の勧誘を受け、出資金を騙し取られる事例が発生しているため注意しましょう。
共通の友達がいない
共通の友達がいない場合は、Facebookに潜む外国人詐欺師の可能性があります。詐欺師は知人を辿らず手当たり次第にターゲットを探すため、共通の友達がいない点に注目してください。
Facebookでおすすめに出てくる人物の多くは、共通の友達がフォローしている場合に表示されます。共通の友達がいない外国人は、おすすめではなく検索や他の投稿への反応からターゲットを見つけてアプローチしている可能性があります。
Facebookで見知らぬ外国人からメッセージが来た際は、フォロワーに自分の知人がいるか確認して詐欺師か見分けましょう。
投稿が少ない
投稿が少ないことは、Facebookに潜む外国人詐欺師の特徴です。詐欺師は犯行用のアカウントを使用してターゲットに接近するため投稿が少ないケースがあります。
Facebookは自分が投稿していなくても、タグ付け機能によって画像がアカウント画面に表示されます。普段からFacebookを使用していれば投稿が極端に少ないことは稀なため、詐欺アカウントを疑ってください。
Facebookで外国人からメッセージが来た場合は、必ずアカウント画面で投稿の数を確認しましょう。
Facebookに潜む外国人詐欺師の狙い
Facebookに潜む外国人詐欺師の狙いは、以下の3つです。
- 恋愛詐欺
- 投資詐欺
- ネットワークビジネス勧誘
外国人詐欺師はFacebookを利用してターゲットに接近し、仲良くなったところでお金儲けの話を持ち出します。詐欺被害を防ぐためによくある手口を確認し、類似する場面に遭遇した際は無視しましょう。
恋愛詐欺
Facebookに潜む外国人詐欺師の狙いは、恋愛詐欺を働くことです。恋愛詐欺とは相手に恋愛感情を抱かせ金銭を騙し取る手口で、信用していた相手に裏切られ大きなショックを受ける被害者が大勢います。
外国人詐欺師はFacebookでターゲットに接近し、恋愛関係を築こうとします。出会ってすぐに「結婚したい」と言い、将来的なお金の話をすることも詐欺の手口であるため警戒が必要です。
恋愛関係にある相手のことは疑いにくく、恋愛詐欺では被害の自覚が遅れる可能性があります。外国人詐欺は海外に住んでいることを理由に、直接会えなくても疑わない被害者が多いため注意しましょう。
投資詐欺
Facebookに潜む外国人詐欺師は、投資詐欺を企んでいる可能性があります。投資に興味を持つ利用者が多いFacebookはターゲットを見つけやすく、詐欺の手段に使われるため注意が必要です。
外国人詐欺師はFacebookで親しくなったターゲットを偽の投資サイトへ誘導します。実際は運用していない偽サイトで利益が出ているように見せかけ、追加入金を誘うため応じないようにしましょう。
詐欺サイトでは利益が出て出金申請をすると、さまざまな理由で断られたり追加入金を要求されたりします。出金拒否されて初めて詐欺に気が付く方が多く、被害金額が大きいことが投資詐欺の特徴です。
ネットワークビジネス勧誘
ネットワークビジネスの勧誘は、Facebookに潜む外国人詐欺師の狙いの一つです。ネットワークビジネスのうちマルチ商法やねずみ講と呼ばれる手口は、参加者が紹介料やマージンを目的に連鎖的に会員を増やす違法な手段です。最終的に破綻する配当法のため法律で禁止されています。
詐欺師はFacebookを通して知り合ったターゲットに目的を伝えず、勧誘狙いのセミナーやLINEグループへ招待します。
紹介料に惹かれ知人をネットワークビジネスに勧誘すると知らないうちに詐欺に加担する可能性があるため注意しましょう。
Facebookを使用した詐欺については、以下の記事でも詳しく解説しています。
本記事と合わせて読むことでFacebook詐欺についての理解が深まりますので、ぜひご覧ください。
Facebookで外国人詐欺に遭わないための対策
Facebookで外国人詐欺に遭わないための対策は、以下の4つです。
- 見知らぬ人物からのメッセージは無視する
- 無闇に友達申請を承認しない
- アイコン写真を画像検索する
- 個人情報を渡さない
詐欺を回避するために適切な対策をしながらFacebookを使用してください。個人で可能な詐欺対策の方法を確認して、すぐに実行しましょう。
見知らぬ人物からのメッセージは無視する
Facebookで外国人詐欺に遭わないための対策は、見知らぬ人物からのメッセージを無視することです。詐欺師はFacebookのメッセージでアプローチし反応があった利用者をターゲットとするため、相手にしないようにしてください。
詐欺のプロである犯人は巧みな話術でターゲットを騙そうとするため、やり取りを始めないことが賢明です。Facebookのメッセージから外部ツールでのやり取りへ誘導される事例もあるため気を付けましょう。
怪しい人物からメッセージが来た場合は、ブロック機能を利用して相手に自身のアカウントを表示させないことを推奨します。
無闇に友達申請を承認しない
Facebookで外国人詐欺に遭わないためには、無闇に友達申請を承認しない対策が大切です。友達申請を承認すると相手に自身の投稿や写真を見られてしまい、詐欺に悪用される可能性があります。
外国人詐欺師は大勢のFacebook利用者に友達申請をし、承認された相手に積極的にアプローチします。友達申請を利用して騙せそうな相手を探す詐欺師に目を付けられないようにしてください。
外国人からFacebookの友達申請が届いた場合はすぐに承認せず、プロフィールや投稿に不審な点がないか確認しましょう。
アイコン写真を画像検索する
Facebookのアイコン写真の画像検索は、外国人詐欺に遭わないための対策として有効です。画像検索するとアイコンがインターネットから拾った写真であるか否かがわかり、詐欺を見分ける際に役立ちます。
詐欺師はターゲットの興味を惹くため、インターネットから拾った芸能人やモデルの写真を無断転載しているケースがあります。他人の写真をアイコンにしている人物は詐欺師の可能性が高いため警戒しましょう。
画像検索した結果ヒットしなくても、アイコン写真は本人でない場合があり、容姿に惑わされないことが大切です。
個人情報を渡さない
個人情報を渡さないことで、Facebookで外国人詐欺に遭う可能性は低くなります。詐欺師に個人情報を知られると悪用され、二次被害に遭う可能性があります。
二次被害とはFacebookで盗まれた個人情報が悪用される事態で、連鎖的に詐欺の被害を受ける可能性があります。
二次被害に遭わないためにFacebookで知り合った外国人には個人情報を渡さず、詐欺に気が付いたら早期に対処しましょう。
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Facebookで外国人詐欺に遭った際の対処法
Facebookで外国人詐欺に遭った際の対処法は、以下の4つです。
- 運営元へ通報する
- 警察へ被害届を提出する
- クレジットカード会社に連絡する
- 弁護士に相談する
犯人が姿を消してしまう可能性があるFacebookの詐欺被害は、迅速に行動することが重要です。対処法を確認し、被害に気が付いたらすぐに適切な窓口へ相談しましょう。
運営元へ通報する
Facebookで外国人詐欺に遭った際の対処法は、運営元への通報です。詐欺被害に遭った際に犯人を運営元へ報告すると、相手のアカウントを停止できる可能性があるため活用してください。
Facebook運営側による調査で外国人詐欺師の違反行為が確認されると、対象アカウントに警告が送られます。悪質な詐欺行為が確認されたアカウントは、警告を介さずに停止処分となるケースがあります。
同じ外国人詐欺師からの被害者を増やさないためにも、必ず運営元へ通報しましょう。
警察へ被害届を提出する
警察へ被害届を提出すると、Facebookの外国人詐欺を対処できる可能性があります。警察の捜査で詐欺師が特定されると、返金請求して被害を回復できる確率が高まります。
被害届と証拠を警察へ提出し、審査の結果刑事事件として認められると捜査が開始されます。刑事事件と認定されるには十分な証拠が必要なため、Facebookで外国人詐欺師とやり取りした記録は手元に残しておきましょう。
被害届の提出方法がわからない場合は、警察相談専用窓口「#9110」に問い合わせると詳細を教えてくれます。
クレジットカード会社に連絡する
Facebookで外国人詐欺に遭った際は、クレジットカード会社への連絡も有効です。被害に遭った際はクレジットカード会社へ連絡すると、支払い停止や返金に応じる可能性があります。
クレジットカード会社から返金対応を受けるには、犯人や被害の情報を提示して詐欺を証明する必要があります。Facebookの外国人詐欺師はすぐに情報を隠すため、アカウント画面やメッセージのやり取りはスクリーンショットで残しておきましょう。
分割あるいはリボ払いを利用した場合は、クレジットカード会社に「支払い停止の抗弁」を行なって詐欺師にお金が渡るのを阻止してください。
弁護士に相談する
Facebookで外国人詐欺に遭った際の対処法は、弁護士への相談です。被害者個人では難易度の高い交渉や訴訟も弁護士に頼むとスムーズな手続きが可能です。
詐欺師が返金請求に応じるかは任意であり、多くの素人は無視されます。返金請求してきた相手が弁護士であると、訴訟を恐れる詐欺師から返金される可能性が高まります。
交渉で解決せず訴訟に移行した場合も、弁護士に依頼すれば手続きを一任できて時間と手間が省ける点がメリットです。忙しい方でも泣き寝入りせず被害を回復できる可能性があるため、Facebookで詐欺に遭った場合は弁護士を頼りましょう。
Facebookの外国人詐欺被害は当事務所まで
Facebookの外国人詐欺被害は、当事務所へご相談ください。当事務所ではSNS詐欺の返金実績があり被害金を取り戻せる可能性があります。
当事務所ではオンライン契約を行なっているため遠方からお越しいただく必要がなく、早急な着手が可能です。
当事務所では電話・メール・LINEによる無料相談を受け付けています。Facebookの詐欺被害でお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。